シルクスクリーン製版
印刷インクの調色
プリント作業(スキージング)
たとえば「青でプリントしたい」とご指定いただいても、「青」にはさまざまな濃度があり、ひとつの青色インクに対して人それぞれ「ちょっと水色っぽく見える」「濃く見える」など、感じ方は千差万別です。
刷り色のご指定は、人それぞれの主観的なものではなく、万人が客観的に同じ色合いを共有できたほうが、イメージの相違によるトラブルは少なくなります。
印刷業界では、PANTONE(パントーン)やDIC(ディック)などといった色見本を、デザイナーと印刷工場それぞれが保有して、指定色の濃度や色合い情報を共有していますが、これらの色見本帳は一般のお客様が通常保有されているようなものではないため、弊社にてDICカラーのサンプルを作りました。
このページのカラーをご参考に「DIC167番の黄色」などというふうに、明確に色指定をいただけましたらスムーズです。
ただし、パソコンで見ている限り、色の表示はパソコンやモニターの表示性能に左右されますので、結局は同じ濃度や色合いを完全には共有できません。
あくまでも、色を決めるための参考としてご覧ください。
たとえば「ゴシック体で」という書体指定があっても、太いものか細いものか、角ばったものか丸まったものかなど、そのカテゴリーにおいても、さまざまなバリエーションがあります。
書体はデザインにおいて重要なポイントにもなりますので、できるだけお客様にてご指定ください。
このページでは、お選びいただける書体をたくさん紹介しています。
印刷用の専用データでご入稿いただくお客様もいらっしゃいますが、まだまだ手描きのラフなイメージ原稿をお送りいただいて、弊社で完全なデータを仕上げていくという方法がメインです。
このページでは、ラフ原稿というものがどのような感じのものか(=最低限どこまでデザインを考えるべきか)と、それを弊社で完全データにしたらどのようになったかを、主にパソコンでデザインを作るのが苦手な学生さんたちの原稿を例にして紹介しています。